研究課題/領域番号 |
17K03951
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研究機関 | 桜美林大学 |
研究代表者 |
井上 隆一郎 桜美林大学, ビジネスマネジメント学群, 教授 (70438076)
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研究分担者 |
土屋 勉男 桜美林大学, 経営学研究科, 特任教授 (20514178) [辞退]
赤羽 淳 中央大学, 経済学部, 教授 (30636486)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | サプライヤーシステム / 2次サプライヤー / 3次サプライヤー / グローバリゼーション / 進出地域選択 / イノベーション / 自動車産業 |
研究実績の概要 |
前年度末に引き続き、コロナ感染の蔓延により、今年度は調査研究活動が大きく制限を受けた。ベトナム調査、東南アジア・中国再調査は実施不可能な状況となっただけでなく、国内の訪問調査も不可能であった。特に本研究の対象となる、2次、3次のサプライヤーは、オンライン面談についても十分なシステムを有しておらず、全て実施不可、電子メールでのやりとりに限定された。 研究分担者とのオンラインによる定期的な研究会の実施、学会におけるオンライン発表など、大変限られた活動となってしまった。 感染拡大初期における、学会発表(アジア経営学会関東部会5月16日)は、準備をしたものの、開催そのものが中止となってしまった。論文発表は桜美林大学ビジネス科学研究に一編投稿するに止まった。 分担メンバーとの文献研究は継続でき、定期的な研究会(リアル、オンライン)を実施した。 2019年度に出版した『あるもの探しのイノベーション戦略』(白桃書房)の重版(2021年4月)に向けての、記述内容の検討、修正などを実施した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
国内本社訪問による進出状況及び戦略確認、海外現地調査における最終確認の二つが、感染状況悪化によって内外出張、対面調査ができず、部分的、不十分なもので止まっている。 研究メンバー間での、頻繁かつ密度の高い研究会そのものが十分開催されていない。
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今後の研究の推進方策 |
ワクチン接種の進捗などにより、21年度後半には、少なくとも国内調査は再開できて、2次、3次サプライヤーの本社訪問などが可能となるものと想定している。 海外の現地法人での最終確認と追加調査は、やや不十分になる可能性はあるが、直接面談に頼らないいずれも調査方法を工夫していく余地がある。これらを準備していく。 上記によって、遅れを取り戻し、最終的な確認を実施した上で、研究の完成を目指す所存である。
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次年度使用額が生じた理由 |
予定していた国内出張、海外出張が実施できなかったため。
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