主な成果は次の三つである。①台湾半導体(IC)産業のキャッチアップ(および日本企業の凋落)のメカニズムについて、企業の競争戦略ストーリーの観点から解明した(戦略の主要な構成要素とその関係性、および、それが全体として競争優位に繋がる方向性と整合性を有しているかを検討した)。②半導体の応用分野であるIT・エレクトロニクスおよび各種次世代産業(IoT、AI、ネットワーク、ロボット等)とその担い手(スタートアップ等)について、事例研究を行った。③近年台頭する中国の半導体(IC)産業の現状について、売上高・市場、国内地域別発展状況、部門別発展状況、および主要企業事例の分析を通して解明した。
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