研究実績の概要 |
研究課題(エピソード・ブランディングの概念整理とグローバル展開へ向けての方法論の基礎研究)を解明するために、初年度(2017年度)は、理論研究(文献研究)と実証研究(消費者質問紙調査、企業インタビュー調査)を行い、成果の一部を海外学会で発表した。 理論研究については、これまでの先行研究をレビュー・検討する中で、その成果を一つの論文としてまとめた(三浦俊彦著、「エピソード・ブランディングの概念規定と戦略枠組み -エピソード記憶の特性を生かしたブランド戦略-」、『商学論纂』、第59巻、第3・4号、中央大学商学研究会、pp.513-538、2018年3月)。 実証研究については、2017年12月に、消費者(サンプル数2005名)に対し、インターネット調査を行い、消費者が自己や他者のエピソードをどのように捉え、また影響されているかを分析した。また2018年3月に、ドバイ(UAE)にて、富士通ゼネラル、シチズン時計に対し、エピソードに関わるブランド戦略についてインタビュー調査を行った。 理論研究・実証研究の初年度における一つのまとめとして、2018年3/8(木)・9(金)の34th International Conference Of Business , Economics , Management , Information Technology and Social Science (於:ドバイ)にて発表した。
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