研究課題/領域番号 |
17K04039
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
末松 栄一郎 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 教授 (60276673)
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研究分担者 |
日置 孝一 神戸大学, 経営学研究科, 経営学研究科研究員 (60509850)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 管理会計 / 認知 / 実験 |
研究実績の概要 |
本研究の研究目的は,複数の業績指標を用いた管理会計システムにおいて,マネジャーがどのようなバイアス(自身の判断で特定の指標に重みをおくこと)をもって指標を利用しているのかを明らかにすることである。研究目的に変更はない。 日本原価計算研究学会第46回全国大会において発表した「行動選択における戦略情報およびインセンティブ情報呈示の効果」を神戸大学ディスカッションペーパーの形にまとめた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
昨年度実施した実験(実験の分析結果は、日本原価計算研究学会第46回全国大会において「行動選択における戦略情報およびインセンティブ情報呈示の効果」として発表)に関連する実験の実施を計画していたが、コロナ禍で研究分担者との打ち合わせに十分な時間をかけられず、実験実施に至らなかったため。
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今後の研究の推進方策 |
これまでに実施した実験結果を踏まえ、研究で得られた知見を取りまとめることに注力する。マネジャーが複数の業績指標を利用する際にバイアスが生じる要因を解明することは,マネジャーの意思決定をより的確にサポートする管理会計システムの構築に貢献する。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナ禍で研究分担者との打ち合わせに十分な時間をかけられず、今年度計画していた実験の実施に至らなかったため次年度使用額が生じた。 次年度は、これまでの研究で得られた知見を取りまとめる。
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