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2023 年度 実績報告書

グローバル化時代の映像社会学の課題と展開 -映像アーカイブを用いた共有知の研究-

研究課題

研究課題/領域番号 17K04143
研究機関大阪公立大学

研究代表者

石田 佐恵子  大阪公立大学, 大学院文学研究科, 教授 (70212884)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2024-03-31
キーワードアーカイブ / 映像社会学
研究実績の概要

本研究は、グローバル化時代における日本の映像社会学の本格的な構想と分野としての確立とを目指して、総合的な見地から公的映像アーカイブ群の公開を模索し、同時に、学術的な方法論の精緻化と国際的な研究成果発信を目的に企画立案されたものである。本研究計画は、研究目的(i~iv)に対応した次の5つのステップで構成し、各年度において順次推進してきた。I. 国内外における映像アーカイブズの基礎的資料収集と調査、II. 映像アーカイブズの構築完成と公開、III. 映像社会学の個別主題確定と方法論の探求、IV.シンポジウムの開催と公的映像アーカイブズへの提言、V. 研究成果の公開と社会的共有、である。
2019年度の研究においては、上記のI. からIII. を実施した。 I. 国内外における映像アーカイブズの基礎的資料収集と調査。II. 映像アーカイブズの構築完成と公開。Ⅲ.映像社会学の個別主題確定と方法論の探求。
2020から2021年度の研究においては、ステップIII. に加えて、Ⅳ. からⅤ. を実施する予定であった。 IV.シンポジウムの開催と公的映像アーカイブズへの提言 V. 研究成果の公開と社会的共有
しかし、新型コロナウィルスの全世界的流行によって、そのすべての実施に困難が生じ、計画変更を余儀なくされた。そのため、前年度までに行っていた一部の作業を継続して実施した。具体的には、すでに公開していた映像アーカイブズに修正作業が発生したため、その修正を行った。
2022から2023年度も研究期間を延長し、III. からⅤ.のステップで映像社会学の研究成果発信を行う予定であったが、全世界的な新型コロナウィルス流行の影響から当初の計画を変更し、可能な範囲で研究成果を発表することとした。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2024 2023

すべて 雑誌論文 (2件) (うちオープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] テレビアーカイブから何が見つかるか:クレイジーキャッツとテレビの〈黄金時代〉2024

    • 著者名/発表者名
      石田佐恵子
    • 雑誌名

      ユリイカ

      巻: 816 ページ: 92-106

  • [雑誌論文] メディア・スタディーズ :どこで何を学び、どのように活かすか?2023

    • 著者名/発表者名
      石田佐恵子
    • 雑誌名

      シノドス

      巻: 313 ページ: 1-14

    • オープンアクセス
  • [学会発表] テレビCMアーカイブの現状と展望:著作権制度を中心に2023

    • 著者名/発表者名
      石田佐恵子(司会)、山田奨治・高野光平(報告)、生貝直人(討論)
    • 学会等名
      日本メディア学会

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公開日: 2024-12-25  

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