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2022 年度 研究成果報告書

自閉症スペクトラム症の子どもと保護者に対するロールプレイテストの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 17K04241
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会福祉学
研究機関埼玉県立大学 (2019-2022)
文京学院大学 (2017-2018)

研究代表者

柴田 貴美子  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (20438873)

研究分担者 西方 浩一  学校法人文京学院 文京学院大学, 保健医療技術学部, 教授 (00458548)
栗城 洋平  学校法人文京学院 文京学院大学, 保健医療技術学部, 助教 (20772966)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
キーワード自閉スペクトラム症 / ロールプレイテスト / 親子 / ソーシャルスキル
研究成果の概要

自閉スペクトラム症児の社会的スキルの測定方法には,質問紙,面接法,行動観察法,ロールプレイ法がある.ロールプレイ法は,社会的状況の把握,処理および問題解決技能,表情や声の大きさといった表出された行動を評価できるが,標準化が困難であった.そこで,本研究では自閉スペクトラム症児とその親を対象としたロールプレイテストを開発し,その信頼性および妥当性を検討した.その結果,評価者間信頼性は適度に一致しており,構成概念妥当性では,課題の理解と非言語的技能,目標志向的コミュニケーション,会話への焦点化,主観的評価の4因子が抽出された.基準関連妥当性でも,一部の因子と中等度の相関が認められた.

自由記述の分野

精神保健福祉

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究により,自閉スペクトラム症児とその親に対し,実際のコミュニケーション場面を用いて社会的スキルを測定する方法を提示した.また,今回開発したロールプレイテストは,受信技能,処理技能,送信技能を包括して測定することが可能であり,自閉スペクトラム症児を対象とした社会生活スキルトレーニングの効果指標として寄与できると考える.

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公開日: 2024-01-30  

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