課題①多職種連携は,多職種連携の促進要因と阻害要因を明らかにし,より有効な介入方法を検討することである.促進要因には多職種連携のための環境整備があること,阻害要因には情報共有の課題などがある.しかし,継続した調査が困難となったことで,介入方法の検討には至らなかった. 課題②多職種連携教育は,研修プログラム受講による行動の変容を明らかにすることで,その有効性を検証することである.研修有無や受講回数から、研修プログラムの有効性を確認することができた.一方で,実務経験年数や職種によって,研修受講の成果に違いもみられた.しかし,標本数を増やし信頼性を高める必要がある.
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