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2019 年度 研究成果報告書

損失回避性と社会的比較が節電行動に与える影響の違い:ランダム化比較試験による検証

研究課題

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研究課題/領域番号 17K04318
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会心理学
研究機関滋賀県立大学

研究代表者

村上 一真  滋賀県立大学, 環境科学部, 准教授 (40626058)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードRCT / 損失回避性 / 社会的比較 / 行動 / 社会実験 / インセンティブ情報
研究成果の概要

パリ協定の採択を踏まえると、地球温暖化抑制への個人の節電行動の重要性は、より一層高まる。本研究では、「節電意識・行動・効果プロセス」と「RCT社会実験」を組みあわせた研究を行い、経済的利得情報と社会的比較情報が節電行動に与える影響の違い(プロセス、結果)を、質問紙調査の分析により検証した。そして、節電行動促進に向けたインセンティブ情報の望ましい表現・提供方法を検討した。

自由記述の分野

行動経済学,環境経済学,開発経済学

研究成果の学術的意義や社会的意義

複合的な研究手法による包括的なメカニズムの解明として、RCT結果だけでなく、そこに至る要因やメカニズムを明らかにすることができ、「ランダムに提供された情報が、住民の「意識」と「行動」に与える影響の包括的なメカニズムの解明」という新たな研究成果の提示となる。また本研究は仮想シナリオに基づく実験室実験ではなく、社会実験に基づく研究であり、その研究成果は実行性・実効性の高い政策の検討に貢献する。

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公開日: 2021-02-19  

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