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2022 年度 研究成果報告書

日本の企業組織における文化の多層性と外国人労働者のウエルビーイングの検討

研究課題

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研究課題/領域番号 17K04325
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会心理学
研究機関国際基督教大学

研究代表者

笹尾 敏明  国際基督教大学, 教養学部, 特任教授 (10296791)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
キーワードorganizational diversity / foreign workers in Japan / cultural complexity
研究成果の概要

当該プロジェクトの目的は、(1)いくつかの職場組織における日本人労働者だけでなく外国人労働者の文化的経験を評価するのに有用な「多層的文化の複雑性」という概念を測定するための心理測定学的に実行可能な尺度を開発すること、(2)上記尺度の結果を検証するための定性的データを外国人労働者のサンプルで取得すること、の二つであった。その結果、当初考えていたよりも概念が複雑であったため、尺度の改訂は何度か繰り返され、最終的な尺度が完成した。また、外国人社員と日本人社員の個人インタビューとフォーカスグループインタビューの結果、多様な職場環境で働くことに対する認識には大きな違いがあることが判明した。

自由記述の分野

social and community psychology

研究成果の学術的意義や社会的意義

このプロジェクトの意義は、日本の職場環境における文化的多様性を評価するための新しい概念が提案されたことと、心理測定尺度が開発されたことにある。この新しい尺度は、日本人労働者だけでなく、外国人労働者の文化的経験を理解するためにも用いることができる。

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公開日: 2024-01-30  

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