研究課題/領域番号 |
17K04430
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
山中 亮 名古屋市立大学, 大学院人間文化研究科, 教授 (20337207)
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研究分担者 |
田上 恭子 愛知県立大学, 看護学部, 准教授 (80361004)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 継続する絆 / 悲嘆 / 死別 / 概念分析 |
研究成果の概要 |
日本において親密な人を喪った者は,死別経験後故人とどのようなプロセスでどのような関係を築いていくのかを明らかにし,実証的検証に基づいた日本における新たな悲嘆理論の構築を目指す。日本における「継続する絆」についての概念分析を行い,その結果に基づいて,仮説モデルを再検討した。Walker & Avantの概念分析の手法を用いて分析を行なった。その結果,先行要件,属性,帰結を見出し,これらの特徴について明らかにした。その結果をもとに,日本における継続する絆を測定する尺度に用いるための質問項目をいくつか検討した。
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自由記述の分野 |
臨床心理学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本文化の特徴を踏まえた,継続する絆の再定義を行うことによって,より正確に日本における継続する絆の特徴を明らかにすることが可能となる。また,日本文化の特徴を踏まえた悲嘆カウンセリングの実践に向けての重要な知見となりうると考えられる。
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