研究成果の概要 |
延長1年を含む4年間の研究成果は、次の通りである:教員は学習評価の仕方を主に実地で学ぶ。教員の職能成長において「通知表」の作成は、自ら学習者として評価された経験や振り返りを含む。教職課程や現職教育では、学習評価の客観的な技術やスキルの向上にとどまらず、評価者としての認識や価値観といった主観的な側面にも留意する必要がある。以上の研究成果は、valuephobia(Scriven, M.)やteacher as researcher(Stenhouse, L.)といった諸概念の参照や定訳の見直しを含む訳語の検討、および小学校教師へのグループ・インタビューといった実証的な手続きによる。
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