研究課題
基盤研究(C)
(1)ニヒリズムを基底や前提とした教育概念を考察し、理論や原理的な再把握を試み、その構想を全国学会誌で発表することができた。(2)ドイツやタイの学校を訪問し、管理職へのインタビューを行ったり、教育に対する意識や意欲等の現状を調査したりすることができた。(3)理論と実践を融合した教育観を再構築して、シンポジウムや研究会や講演会などで広く社会に提案していった。
教育哲学
本研究はニヒリズムを基底とした教育観の変容について考察したものである。当初計画の4年と1年の延長のあわせて5年間の研究期間の中で、研究代表者が、編者として書籍を2冊出版し、単著論文を5編執筆し、学会やシンポジウムで2回の発表と、その他新聞などに3つの論考を執筆してきた。全国学会誌や書籍などを通して、本研究成果を広く社会に還元することで一定の学術的質を維持しながら社会的意義を果たすことができた。