研究課題/領域番号 |
17K04592
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 佛教大学 (2020-2021) 大阪成蹊大学 (2017-2019) |
研究代表者 |
赤沢 真世 佛教大学, 教育学部, 准教授 (60508430)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 小学校外国語 / 文字指導 / 評価 / フォニックス / 音韻認識 / 教育課程 |
研究成果の概要 |
本研究は、小学校英語教育におけるアルファベットの文字指導において、子どもの学習過程を具体的に見取り、指導に生かすための評価方法の開発と検討を目的とした。アルファベットの理解や音韻認識(フォニックス)、スペリングの習得には、学力差・能力差が如実に現れ、丁寧な指導が求められる。そこで、子どもの言語発達を丁寧に評価するホール・ランゲージのつまずき分析や、リーディングリカバリーの理論と実践に依拠し、日本の小学校外国語活動・外国語科において、個々の子どもの言語発達としての文字学習の様子を丁寧にとらえ、かつ、系統的な指導・支援をするための評価の提案として、教材(小冊子)を作成、提案した。
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自由記述の分野 |
小学校外国語教育
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小学校外国語科・外国語活動におけるアルファベット指導から読み書きの指導は、音韻認識を高める指導(Phonics)については一定位置づいているものの、意味を求める読むことの指導の重要性や個々の子どもをどのように評価するのかについては議論が深まっていない。活動をするなかで個々の児童の実態が浮き彫りになる活動例や、意味を求めて読もうとする子どもを個々に評価する指針として提案した本研究の成果物(小冊子)は、学校現場で多くの時間がかけられない読み書きの指導と評価において具体的で簡易な指針となる。
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