• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2019 年度 研究成果報告書

施設入所児・要支援家庭児に対する保育者の専門性向上のための研修プログラムの開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 17K04606
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 教育学
研究機関千葉大学

研究代表者

砂上 史子  千葉大学, 教育学部, 教授 (60333704)

研究分担者 福丸 由佳  白梅学園大学, 子ども学部, 教授(移行) (10334567)
野坂 祐子  大阪大学, 人間科学研究科, 准教授 (20379324)
實川 慎子  植草学園大学, 発達教育学部, 准教授 (80619776)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード保育・幼児教育 / 社会的養護 / 心理教育 / 研修 / 保育者の専門性
研究成果の概要

社会環境の急速かつ大きな変化に伴い、子どもをめぐる諸問題が深刻化するなか、質の高い保育・幼児教育の展開・充実は喫緊の課題である。そのため、保育者(幼稚園教諭・保育士)の専門性の高度化及びそのための保育者研修の充実が求められている。本研究では、貧困や虐待等により、児童福祉施設に入所する乳幼児(施設入所児)や専門的支援を要する家庭の乳幼児(要支援家庭児)に対する、保育者の専門性に焦点を当てた。具体的には、児童養護施設の幼児の幼稚園就園に関する実態調査を行った。また、心理教育的介入プログラムに根差した保育者の専門性向上のための研修プログラムを実施し、その効果を検証した。

自由記述の分野

保育学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究成果の学術的意義は、2点ある。1点目は、従来十分に取り上げられてこなかった施設入所児・要支援家庭児に対する保育者の専門性に焦点を当てたことである。2点目は心理教育を保育者研修に導入し、保育・幼児教育と臨床心理学との接続を強化した点である。
本研究成果の社会的意義は2点ある。1点目は、施設入所児の幼稚園就園等の実態を明らかにしたことである。2点目は、施設入所児・要支援家庭児に対する保育者の専門性を高められる心理教育に根差した研修プログラムを開発したおことである。開発した研修プログラムは,施設入所児・要支援家庭児以外の多様な乳幼児に対する保育実践の充実にも寄与することができると考えられる。

URL: 

公開日: 2021-02-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi