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2021 年度 実績報告書

「声・ことば・うた」の音響的・韻律的分析に基づく保育・教育の表現活動の研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K04655
研究機関甲南女子大学

研究代表者

坂井 康子  甲南女子大学, 人間科学部, 教授 (30425102)

研究分担者 志村 洋子  同志社大学, 研究開発推進機構, 嘱託研究員 (60134326)
岡林 典子  京都女子大学, 発達教育学部, 教授 (30331672)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2022-03-31
キーワード乳幼児音声 / 音響的分析 / 韻律 / オノマトペ / 保育・教育
研究実績の概要

本研究では、乳幼児の音声データを音響的に分析し、その音響的・韻律的特徴を明らかにしてきた。こうした基礎研究は主に研究分担者である志村洋子(同志社大学赤ちゃん学研究センター)との共同研究によるもので、乳幼児と同児の母の音声との比較などによる研究結果を論文として示すことができた(「乳幼児のオノマトペ音声の音響分析に基づく保育・教育教材の検討」2021「養育者との相互交渉における乳幼児のオノマトペ音声の音響特徴」2022)。
上記志村とおこなってきた基礎研究をもとに、研究分担者である岡林典子(京都女子大学)との共同研究により保育・教育現場において実践をおこない、その結果を論文にまとめることができた(「幼小をつなぐ音楽教育のプログラム開発―『祇園囃子』を教材として」2021「和楽器を用いた表現活動において育まれる力―幼稚園年中児のオノマトペ表現に注目して―」2021「協働的な学びを育む音楽づくりの試み―和太鼓を用いた小学3年生の授業から―」2022)。
また2010年からこれまで連続して得てきた3種の科研費による研究(「保育士・教員養成における音声・歌唱教育に資する乳幼児音声の分析的研究」2010-2012・「保育士・教員養成における歌唱教育に資する子どもの自発的歌唱に関する研究」2013-2016「『声・ことば・うた』の音響的・韻律的分析に基づく保育・教育の表現活動の研究」(2017-2021))の成果を記述した著書を出版した(『子どものことばとうたの結びつきに関する研究』)。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2022 2021

すべて 雑誌論文 (3件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 協働的な学びを育む音楽づくりの試み―和太鼓を用いた小学3年生の授業から―2022

    • 著者名/発表者名
      岡林典子、佐野仁美、坂井 康子、山崎菜央、南夏世
    • 雑誌名

      京都女子大学『発達教育学部紀要』

      巻: 18 ページ: 25-34

  • [雑誌論文] 養育者との相互交渉における乳幼児のオノマトペ音声の音響特徴2022

    • 著者名/発表者名
      坂井康子、中野武史、志村洋子
    • 雑誌名

      甲南女子大学研究紀要Ⅰ

      巻: 58 ページ: 129-136

  • [雑誌論文] 和楽器を用いた表現活動において育まれる力―幼稚園年中児のオノマトペ表現に注目して―2021

    • 著者名/発表者名
      岡林典子、佐野仁美、坂井康子
    • 雑誌名

      関西楽理研究

      巻: 38 ページ: 21-38

  • [図書] 子どものことばとうたの結びつきに関する研究2022

    • 著者名/発表者名
      坂井 康子
    • 総ページ数
      196
    • 出版者
      風間書房
    • ISBN
      978-4759924244

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公開日: 2022-12-28  

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