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2018 年度 実施状況報告書

学習到達度への影響を含む物理的学習環境評価手法の政策形成過程での活用に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K04667
研究機関国立教育政策研究所

研究代表者

齋藤 福栄  国立教育政策研究所, 文教施設研究センター, フェロー (50628823)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード教育政策
研究実績の概要

本研究では、経済協力開発機構の効果的学習環境に関する専門家会合(以下「OECD-GNE」と言う。)において実施されている学習環境評価プログラム(以下「LEEP」と言う。)への参画、日本と海外の物理的学習環境構築に関する政策について国際比較を行い、総合的な物理的学習環境評価手法導入とその政策形成過程における活用のために必要となる視点を明らかにすることを目的としている。
平成30年度は、11月19日~20日にフランスのブローニュ・ビヤンクールで開催されたOECD-GNE会合(第6回)に出席し、同会合におけるLEEP開発に関するセッションに参加し、OECDアナリスト、各国専門家等とともに、LEEPのパイロット評価事業のフォローアップ、今後のLEEPの開発や活用の方向性の検討に参画した。また、関係資料を収集し、我が国への導入という視点から分析を行った。
フレキシビリティの高い学習環境やICT等の最新テクノロジーを活用した学習環境など、効果的な物理的学習環境の構築に着目して、ニュージーランド及び韓国の学校の訪問調査データの分析を行うとともに、当該国の研究機関、行政機関等を通じて、政策動向に係る情報の収集を行った。
OECD-GNE会合への参加を通じて、各国の研究者との情報交換を行うとともに効果的な物理的学習環境の構築に関する各国の最新の政策動向の把握を行った。
国立教育政策研究所におけるアクティブ・ラーニングの視点に立った学習環境に関連するプロジェクト研究に参加し、国内の関連学習環境の情報収集や関係政策の最新の動向の把握を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

平成30年度は、OECD-GNEにおけるLEEP開発に関するセッションへの参加とLEEPパイロット評価事業のフォローアップへの参画、ニュージーランド及び韓国における効果的な物理的学習環境及び関連政策に関する分析、国立教育政策研究所におけるプロジェクト研究への参加と国内の学習環境及び関係政策の動向把握を行い、研究実施計画に沿っておおむね計画通りに進展している

今後の研究の推進方策

引き続き、今年度の研究実施計画に沿って研究を進める。

次年度使用額が生じた理由

参加を想定していた国際会議の開催地、開催回数の変更等による。
次年度以降の調査経費等に使用する計画である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] アクティブ・ラーニングを支える効果的・効率的な学習空間2019

    • 著者名/発表者名
      齋藤 福栄
    • 雑誌名

      国立教育政策研究所「アクティブ・ラーニングの視点に立った学習空間に関する調査研究」報告書

      巻: 教育制度-048 ページ: 240, 249

URL: 

公開日: 2019-12-27  

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