2022年度に行った作業は、本研究の課題設定に沿ったものであった。 具体的に、新型コロナウイルス感染拡大下において各グループを代表できる対象者および補助員の確保、そして一部の調査実施方法の見直しなどにより、余儀なく延長線にされていたフォーカスグループを実施することができた。また、フォーカスグループディスカッションに関連している作業も実施することができた。フォーカスグループに先駆け、高専や専門学校など、不足していた教育段階別の対象者・卒業生が確保できたからである。 結果、計25名の定性データに基づき、日本留学の意義(成果、結果、学び)について、分析を完了し、モンゴル人の日本留学過程において共通したパターンがあることを特定できた。
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