本研究では、日本の小・中学校において教育のエビデンスとしての読書力評価を開発するために、諸外国で通用している読書の認知的側面の評価としてテストや読書指導におけるルーブリックを用いた評価を、非認知的側面の評価手法として質問紙調査を研究した。認知的側面の評価手法としては、PIRLSなどの国際調査、米国CBALやスペインEsEPなどの国内調査を研究した。読書指導の手法としても米国のGenre Study、In2Booksなどを研究し、その手法を用いた日本の小学校での実践研究において評価手法の実験を行った。また、非認知的側面の調査として、読書へのアニマシオンの実施に基づいた質問紙調査を実施した。
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