研究課題/領域番号 |
17K04791
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
永田 忠道 広島大学, 教育学研究科, 准教授 (90312199)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 教育学 / 教科教育学 / 東アジア / 都市環境生活教育 |
研究実績の概要 |
平成30年度前半は,平成29年度からの東アジア各国において都市環境生活として今どのような資質・能力の育成が期待されているのか,東アジア各国において以前はどのような資質・能力が望まれていたのか,について各国を研究対象基盤とする研究協力者との現状分析調査と史料分析調査,そして循環的往来による議論を継続させ,東アジア各国の空間軸・時間軸・社会軸の各視点における都市環境生活の資質・能力やその育成の論理を検討した。その成果は11月に奈良教育大学で開催された日本社会科教育学会の全国研究大会の課題研究で発表を行った。平成30年度後半からは都市環境教育カリキュラム空間領域開発班,都市環境教育カリキュラム時間領域開発班,都市環境教育カリキュラム社会領域開発班へと研究班の編成を都市環境教育の分析班から,空間・時間・社会の各立場からの都市環境教育カリキュラム開発班に再編して,東アジア地域での汎用性と独自性を併せ持つ都市環境生活の資質・能力を織り交ぜたカリキュラム試案の検討を進めた。今年度のさらなる具体としては,第3回研究委員会を4月に開催し,日本社会科教育学会での発表に向けて,発表の内容構成・分担の確定とこれまでの研究の整理等を行った。第3回研究委員会以降の研究班ごとの研究としては,平成30年度前半の班において,研究の整理と学会発表の準備を進めた。11月の日本社会科教育学会での発表後に第4回研究委員会を開催して,研究メンバーの研究成果を持ち寄り,その確認と相互報告を行った。また,平成30年度後半以降の新たな研究班を立ち上げ,各研究班においてカリキュラム試案作成のための検討を始め,カリキュラム試案の考察を進めた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
平成30年度は,以下の活動実績から,本研究はおおむね順調に進展していると考えている。東アジア各国において都市環境生活として今どのような資質・能力の育成が期待されているのか,東アジア各国において以前はどのような資質・能力が望まれていたのか,について各国を研究対象基盤とする研究協力者との現状分析調査と史料分析調査,そして循環的往来による議論を実施した。平成30年度前半は,平成29年度からの議論を継続させ,東アジア各国の空間軸・時間軸・社会軸の各視点における都市環境生活の資質・能力やその育成の論理を検討した。その成果は11月に奈良教育大学で開催された日本社会科教育学会の全国研究大会の課題研究で発表を行った。平成30年度後半からは都市環境教育カリキュラム空間領域開発班,都市環境教育カリキュラム時間領域開発班,都市環境教育カリキュラム社会領域開発班へと研究班の編成を都市環境教育の分析班から,空間・時間・社会の各立場からの都市環境教育カリキュラム開発班に再編して,東アジア地域での汎用性と独自性を併せ持つ都市環境生活の資質・能力を織り交ぜたカリキュラム試案の検討を進めた。今年度のさらなる具体としては,第3回研究委員会を4月に開催し,日本社会科教育学会での発表に向けて,発表の内容構成・分担の確定とこれまでの研究の整理等を行った。第3回研究委員会以降の研究班ごとの研究としては,平成30年度前半の班において,研究の整理と学会発表の準備を進めた。11月の日本社会科教育学会での発表後に第4回研究委員会を開催して,研究メンバーの研究成果を持ち寄り,その確認と相互報告を行った。また,平成30年度後半以降の新たな研究班を立ち上げ,各研究班においてカリキュラム試案作成のための検討を始め,カリキュラム試案の考察を進めた。
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今後の研究の推進方策 |
平成31年度の前半は,平成30年度後半から再編を行った都市環境教育カリキュラム空間領域開発班,都市環境教育カリキュラム時間領域開発班,都市環境教育カリキュラム社会領域開発班での東アジア地域での汎用性と独自性を併せ持つ都市環境生活の資質・能力を織り交ぜたカリキュラム試案の検討を継続させる。新たな東アジア各国の空間軸・時間軸・社会軸の各視点における都市環境生活の資質・能力とその育成の方略に関する検討を研究メンバーと進め,その成果を全国社会科教育学会もしくは初等教育カリキュラム学会の研究大会で発表する。平成31年度の終盤には都市環境教育カリキュラム空間領域開発班,都市環境教育カリキュラム時間領域開発班,都市環境教育カリキュラム社会領域開発班での東アジア地域での汎用性と独自性を併せ持つ都市環境生活の資質・能力を織り交ぜたカリキュラム試案の整理を進めて,最終報告書もしくは最終報告データファイルの作成を行う。さらに具体的な平成31年度の計画・方法としては,①第5回研究委員会(4月予定)において,全国社会科教育学会もしくは初等教育カリキュラム学会での発表に向けて,発表の内容構成・分担の確定とこれまでの研究の整理等を行う。②研究班ごとの研究(第5回研究委員会以降)として研究班ごとに,研究の整理と報告会の発表準備を進める。③第6回研究委員会(11月予定)では,各自の成果を持ち寄り,最終確認と相互報告を行い,その後は1月末を目途に最終報告書もしくは最終報告データファイルの作成を進める。
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