伝統的工芸の今日的な展開について、素材や技法による分野別の国内外のフィールド調査とアンケートより、1)新たな組み合わせ2)街並み形成と賑わいづくり3)体験型プログラムの充実の3点の重要性を導き、後継者の育成と教育に関して1)展示施設と社会教育2)学校教育とデザイン教育プログラムの2点を導いた。 その結果から、地域と共に特色を複合的に継続することを提案し、デザイン教育のプロジェクト課題の学習モデルを開発した。抽出したサンプルによるデータシートを活用してコンセプト形成力とデザイン提案力の育成を図るもので、タイ山岳民族とインドネシアバティックの染織の展示と共に愛媛大学ミュージアムで発表予定である。
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