研究課題
平成29年度と30年度の研究成果を整理し、英語教育における実践研究法のあり方を提案した。以下の4つの観点で研究成果を整理し、論文及び書籍の形にまとめて刊行した。【観点1:各実践研究法の理論的な枠組み】実践研究の定義、科学的研究との違い、実践研究の種類(アクション・リサーチ、探求的実践、レッスン・スタディなど)の提示と各手法の特徴などを整理し提示した。その際に具体的な研究例を数多く取り上げ、具体例を踏まえた理論的枠組みを整理した。【観点2:研究の進め方】実践研究における問いの設定のし方、問いの種類や整理の方法、データの種類、データの収集・分析における留意点などを平成29・30年度に実施した実践に基づき具体例とともに提示した。【観点3:実践研究をめぐる諸問題の整理とその対策】実践者が直面した実践研究の課題について、整理し提示した。また、提示された課題についての対処方法について平成29・30年度に実施した実践に基づき具体例を取り入れながら提示した。【観点4:実践研究を行った教師の語り】実践研究を行って教師が感じたことを、実践者自身の語りをとおして示した。具体的には、実践研究を行う意義や課題、実践者の意識の変化などについての語りを通して明らかにした。
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教育実践学研究 : 山梨大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要
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