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2017 年度 実施状況報告書

幸せに生きる基盤としての家庭科食領域授業と形成的評価規準の開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K04850
研究機関上越教育大学

研究代表者

佐藤 ゆかり  上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (40510813)

研究分担者 光永 伸一郎  上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (20260549)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2022-03-31
キーワード家庭科 / 食領域 / 授業 / 評価規準 / 生活 / 健康
研究実績の概要

本研究の目的は、幸せに生きる基盤としての心身の健康につながる食生活を営む力の育成を目指し、家庭科食領域における授業開発とその評価としての形成的評価規準の検討を目的とするものである。
初年度である平成29年度は、主として資料の調査・収集とそのデータ整理を行うことを目的として、次の(1)~(5)を実施した。(1)家庭科で対象とすべき生活に関する資料をアジア家政学会(2017年8月)等に参加 し、収集することに加え、その一環として、家政学に関する専門的知見を幅広く有する講師を招聘し、特別講義「家政学における日常の生活を理解する」(2017年10月)を実施した。(2)元家庭科教師を対象として家庭科授業に関するインタビュー調査(2017年8,9,10,12月及び2018年3月各1回)を実施した。なお、この内容に関しては2018年度に学会発表を予定している。(3)第56回関東甲信越地区中学校技術・家庭科研究大会新潟大会において、第6分科会(「B食生活と自立」)に助言者として参加し、食生活を営む力の育成を目指した家庭科食領域における授業について検討した。(4)家庭科食領域における実習を含む授業の評価規準の検討を目的として、授業開発及び評価規準検討のための予備的実践を行った(2017年12月)。対象は大学生(4名)であった。(5)家庭科食領域における授業実践と評価規準に関するアンケート調査を作成し、発送準備を行った。なお、発送は、2018年6月下旬から7月中旬を予定している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

学内での教育活動等に割く時間が予想を超えた。また、それに関わり、予定していた調査を行うことができなかった。
また、収集した資料の整理等の補助として人件費を計上していたが、予定通りに行うことができなかった。

今後の研究の推進方策

初年度の積み残しを確認しつつ、研究計画を修正しつつ行いたい。

次年度使用額が生じた理由

次年度使用額が生じた主な理由は次の2点である。
(1)学内での教育活動等に割く時間が予想をこえたため、予定していた調査を行うことができなかったためであり、その分の調査は2018年度に実施予定である。
(2)研究が予定より遅れているため、物品の購入も予定よりも遅れている。その分は2018年度に購入予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2017

すべて 図書 (2件)

  • [図書] 「思考力」を育てる‐上越教育大学からの提言1‐2017

    • 著者名/発表者名
      上越教育大学
    • 総ページ数
      439
    • 出版者
      上越教育大学出版会
    • ISBN
      978499066857
  • [図書] 「実践力」を育てる‐上越教育大学からの提言2‐2017

    • 著者名/発表者名
      上越教育大学
    • 総ページ数
      391
    • 出版者
      上越教育大学出版会
    • ISBN
      9784990668587

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公開日: 2018-12-17  

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