研究課題/領域番号 |
17K04884
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研究機関 | 創価大学 |
研究代表者 |
宮崎 猛 創価大学, 教職研究科, 教授 (50440227)
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研究分担者 |
新田 都志子 文京学院大学, 経営学部, 教授 (30438866)
馬渡 一浩 文京学院大学, 経営学部, 教授 (60614493)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | アントレプレナー教育 / サービス・ラーニング / 高大連携 / キャリア教育 / 起業家教育 |
研究実績の概要 |
1学会発表 研究論文作成にあたり、わが国におけるサービスラーニングの研究論文を調査し、その傾向を分析した。分析の結果はサービス・ラーニングの国際学会であるINTERNATIONAL ASSOCIATION FOR RESEARCH ON SERVICE-LEARNING AND COMMUNITY ENGAGEMENT (IARSLCE)の年次総会(アメリカ、ニューオリンズ2018年7月20日)において発表を行った。発表タイトルは”Development of Service-Learning in Japan: Through analysis on 236 studies from 2010 to 2017” 2調査研究の開始 研究対象である日本の高校生、大学生に対して、定量調査ならびに定性調査を行った。定量調査としてはインターネット用いてアンケート調査を行った。定性調査としては参加者が利用しているワークブックを回収し、分析を行うとともに、インタビュー調査も行った。現在研究協力者の桐山信一氏とともに分析を開始したところである。海外の参加者への調査については現在、研究倫理審査委員会と調整を行っているところである。 3プログラムの拡大 本年度新たに文京学院大学が本プログラムに加わり、本プログラムの裾野が広がるとともに、本研究においても研究分担者として同大学新田都志子教授、馬渡一浩教授が加わることとなった。また、本研究の対象となっているSAGE JAPANの大会も紀伊國屋サザンシアターで開催することができ、多くの観衆のもとで開催することができた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
先行研究の分析、整理が終わり、それらを国際学会において発表することができた。一方国外の参加者への調査研究は来年度以降の課題となり、予定より少々遅れている状況となった。
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今後の研究の推進方策 |
1日本の本プログラムへの参加者への質的、量的調査の分析を行う。2国外の同プラグラムの参加者への調査を行うため、SAGEGlobal大会の折に関係者に対して対面での依頼を行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
物品の購入の必要を生じなかったため。また、予定よりも人件費の使用が少なかったため。次年度は研究の分析が本格化するための、今年度使用しなかった人件費が必要になる見通しである。
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