本研究では、キー・コンピテンシーおけるカテゴリー2「異質なグループにおいて、相互にかかわりあうこと」に関する能力を育むための道徳授業のモデルを探究した。 具体的には、道徳授業における子ども相互の交流場面における教師の授業方法の分析を行うとともに、意見交流場面でのICTの活用方法を探った。その結果、子ども相互の交流場面において、小学校低学年でも活用可能なICTの活用方法として、1)子どもがワークシートへ自分の考えを記入する、2)クラウド上のフォルダに写真をアップロードする、3)友達の写真を見て自分の考えと比較する、4)新たな自分の考えをワークシートに記入する、という、というステップを提案した。
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