研究課題/領域番号 |
17K04917
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
名越 斉子 埼玉大学, 教育学部, 教授 (30436331)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 実行機能 / 自己調整機能 / 評定尺度 / アセスメント / 発達障害 |
研究実績の概要 |
新型コロナウイルス感染状況の悪化に鑑み、学校等におけるデータの追加収集を見合わせ、収集済みデータでの教員用尺度及び保護者用尺度の標準化作業を進めた。米国在住の原版の著者及び統計処理担当者もコロナ対応に追われ、連絡が滞りがちであったが、おおよその作業を行うことができた。 また、コロナ感染拡大とそれに伴う標準化作業の遅れから、学校等における臨床事例への適用研究も見合わせ、2021年度実施に向けて、コロナ対応下で学校関係者等に無理のないように実施計画を見直し、再度協力を打診し、数名から内諾を得ることができた。 関連の文献を収集し、尺度結果の解釈及び自己調整の指導支援法整理のための精読を進めた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウイルス感染状況の悪化により、学校等における研究の実施を見合わせる必要があった。また、原版の著者及び統計処理担当者もコロナ対応に追われ、連絡が滞りがちとなった。
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今後の研究の推進方策 |
尺度の標準化・信頼性・妥当性検に関しては、不足分データの追加収集が難しいため、収集済みのデータで行える手法への変更を行い、処理を進めている。 また、尺度を臨床事例に適用する研究を実施予定である。コロナ対応業務が増えている学校関係者等に無理のないように実施計画を見直し、再度協力を打診し、数名から内諾を得ている。感染状況を見ながら、2021年度5、6月に正式依頼を行う予定である。 年度後半では、研究のまとめ・報告書作成を行っていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナウィルス感染の影響で実施を見合わせた研究があったため、2021年度末まで研究期間を1年間延長することにした。コロナ禍で実施できるように計画の見直しを行なったが、目的等の大きな変更はない。
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