研究成果の概要 |
広範囲の励起光を用い、新たな発光種を探索した。220-600nmを連続的に照射したところ、メインバンドはA, X, Yそれぞれで530, 510, 460nmであり、励起波長はおよそ250 - 350 nmであった。この励起波長帯は人体に最も悪影響を与える紅斑紫外線領域とほぼ一致している。 同時時間分解PL&XAFSオペランド測定を時間分解能1分で行った結果、Ag形X型ゼオライトにおける発光種はAgペアが準安定状態に位置することでゼオライト骨格が発光している可能性が高いことを提案した。Ag形ゼオライトのPLは、Agの僅かな位置の変化に起因し、その位置によって異なるPLを発現すると解明した。
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