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2019 年度 実績報告書

炭化ケイ素MOSFETにおけるイオン誘起微小電荷の二次元的収集過程の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K05111
研究機関国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構

研究代表者

牧野 高紘  国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 高崎量子応用研究所 先端機能材料研究部, 主任研究員(定常) (80549668)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードシングルイベント / パワーデバイス
研究実績の概要

炭化ケイ素(SiC)製-金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)にイオンが入射することで誘起される破壊現象解明のため、SiC-MOSFET内に入射するイオンが誘起する電荷の挙動解明を目的としている。これまで、イオン誘起電荷量のデバイス構造依存性の観測結果の解析を行い、デバイス破壊に支配的なパラメータの推定を行った。これまでの測定結果より、イオンのLET(Linear Energy Transfer)と、デバイス構造が支配的であると考えられる結果が得られていた。

破壊されたデバイスの破壊痕の断面観察を行い、構造依存性について、より詳細に観察・解析した。その結果、破壊痕にも明らかな構造依存性が確認された。これらは、破壊プロセスの構造依存性を明らかに示しており、今後の研究指針を得ることができたといえる。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 量産SiC-MOSFETにおける超高エネルギーイオン誘起破壊耐性の評価2019

    • 著者名/発表者名
      牧野 高紘
    • 学会等名
      先進パワー半導体分科会 第6回講演会

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公開日: 2021-01-27  

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