研究課題
本研究では加速器質量分析(AMS)における新しい同重体分離技術を提案する。具体的にはコヒーレント共鳴励起(RCE)に基づく同重体分離であり,イオンが結晶チャネルを通過するときに大きな角度のイオン散乱を大幅に減少させる現象である「イオンチャネリング」に基づいている。本研究ではRCEに基づく同重体分離については結晶内での電離段階を利用した同重体分離を行っている。本年度は昨年度成果を上げたイオンチャネリング自体も同重体分別に有用であることをふまえ,実験装置の開発実証を行い,論文投稿及び国内外において学会発表を行うことができた。
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すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (18件) (うち国際学会 6件、 招待講演 1件) 産業財産権 (1件)
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research Section B: Beam Interactions with Materials and Atoms
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