研究実績の概要 |
トポロジー,数理物理,数論をつなげる研究を推進し,その成果として結び目の表現空間上のL函数を導入し,その基本的な性質を示した北山・森下・丹下氏との研究成果をまとめた論文が T. Kitayama, M. Morishita, R. Tange, Y. Terashima, "On certain L-functions for deformations of knot group representations", Trans. Amer. Math. Soc. 370 (2018), no. 5, 3171-3195 として学術論文誌に掲載された.また,数論とトポロジーの類似を追求し,ガロア表現のミルナー不変量,アレクサンダー不変量を考察した小谷・森下氏との研究成果をまとめた論文が H. Kodani, M. Morishita, Y. Terashima, "Arithmetic topology in Ihara theory". Publ. Res. Inst. Math. Sci. 53 (2017), no. 4, 629-688 として学術論文誌に掲載された.
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