研究成果の概要 |
研究代表者は,トポロジー,数理物理,数論をつなげる研究を推進し,永井渡氏との共同研究で,クラスター変数の特殊化と二橋結び目のアレクサンダー多項式との一致を示すことができた.また,Junhyeong Kim・森下昌紀・野田健夫氏との共同研究で,3次元多様体上の葉層構造と数体との類似を追及し,Beilinson, Bloch , Deligne 氏らのリーマン面における相互律を一般化する数論トポロジーでの結果を得た.また,藤博之・岩木耕平・村上斉氏との共同研究でWRT関数を導入しザイフェルト・ループのWRT不変量たちを1のべき根たちへの特殊化で復元することを示すことができた.
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