研究実績の概要 |
2022年度は様々な共同研究者(Seunghun Lee, Lilla Tothmeresz, Byung Hee An, Youngjin Bae,Olivier Bernardi, Alexander Postnikov)と合計4本の研究論文をCombinatorica, Journal of Symplectic Geometry, Advances in Mathematics, Mathematikaにて発表した。 世界的に見てもパンデミックの流行が落ち着いてきたことから、2022年度は、対面式で開催される研究会などに再び参加するようになった。そのうち、2023年2月16日に京都大学で開催された「超平面配置の特性多項式と凸多面体のエールハート多項式に関する会議」では、本研究課題に関する内容をもとにした招待講演を行った。 2022年度中に行った、結び目とそれに関連する離散数学的構造についての研究は、近い将来、さまざまな研究論文のトピックともなりうる方向性を見出したと考えている。これを後押ししたのは、2022年夏にエトヴォス大学の共同研究者であるLilla Tothmeresz を訪問し、そこで充実した議論ができたことによると考えている。2022年度全体を通して、これが研究の進展に大きく貢献したことと言える。
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