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2019 年度 研究成果報告書

活動銀河核の広帯域観測による銀河ブラックホール同時進化仮説の検証

研究課題

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研究課題/領域番号 17K05384
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 天文学
研究機関京都大学

研究代表者

上田 佳宏  京都大学, 理学研究科, 准教授 (10290876)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード活動銀河核 / ブラックホール / X線
研究成果の概要

MAXI/GSC 7年カタログの作成、Swift/BAT硬X線全天サーベイの広域X線スペクトルフォローアップによるAGN構造のエディントン比依存性の解明、「すざく」による埋もれたAGNの広域X線スペクトルの解析、非一様トーラスからのX線スペクトルモデル XCLUMPY の開発、NuSTARによる近傍の高光度赤外線銀河中のAGNの性質の解明、ALMAとChandra衛星を用いた遠方の高光度赤外線銀河からのAGNの探査と、多くの成果を出すことができたといえる。

自由記述の分野

宇宙物理学、X線天文学

研究成果の学術的意義や社会的意義

Swift、「すざく」、NuSTARなど最新のX線天文衛星および多波長データを用いることで、多くの高光度赤外線銀河の中にAGNが存在すること、また銀河合体が進むにつれてAGNが「埋もれて」いくことを確立した。これらは銀河ブラックホール共進化の理解の鍵となる種族であり、その性質が解明された意義は大きい。また、AGNからの輻射フィードバックがブラックホール周囲の構造に大きな影響を与えているという成果のインパクトは大きく、一般向けに記者発表を行い、大きな反響を得た。

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公開日: 2021-02-19  

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