研究実績の概要 |
X線望遠鏡で取得した超新星残骸に対して新たなイメージ解析手法を提案した。佐藤他(ApJ, 853, 46)では、オプティカルフローを用いることにより、逆行衝撃波の領域を可視化することに成功した。これによりシンクロトロン放射領域との対応をクリアに示すことができた。また、勝田他(ApJ, 856, 18)では、超新星残骸の放射成分毎のイメージを効率的に分解する方法を提案した。超新星爆発時に生成される中性子星のキックメカニズムとして提案されていた二つのモデルのうち、hydrodynamicモデルを強く支持する結果を得た。 また、MAXI/GSCの7年間の観測で得られた天体のカタログの作成のために使用する点源関数の構築に寄与した(Hori 他, ApJS, 235, 7)。
|