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2019 年度 研究成果報告書

動力学模型による未知超重元素の新しい生成手法の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 17K05455
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
研究機関近畿大学

研究代表者

有友 嘉浩  近畿大学, 理工学部, 准教授 (90573147)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード新元素合成 / 周期表 / ニホニウム / 動力学模型 / 揺動散逸定理 / 殻構造
研究成果の概要

ニホニウムなどに代表される新しい新元素合成を目指し、従来の実験手法とは異なる、新しい手法を提案し、それによる合成確率を評価する研究を行った。未知の原子核である119番元素以上の元素合成を目指し、動力学模型を用いて超重元素領域の融合分裂過程を詳細に検討し、どのような状況下にあれば融合確率が大きくなるかを分析した。原子核の内部構造による殻補正エネルギーおよびそれによる摩擦係数の影響など、反応機構を調べた。様々な系で試算し、新元素合成の可能性を示した。

自由記述の分野

原子核理論

研究成果の学術的意義や社会的意義

人類の文明の発展を支えてきた元素発見の歴史は、現在も続いており、科学文明の根幹をなしている。数年前に日本由来の元素であるニホニウムが周期表に加わり、非常に大きな話題になった。新元素が発見され周期表に新しい名前が加わることは小学生にも理解することができる最先端の科学ニュースである。知的好奇心だけではなく、原子力エネルギーの話題、さらに国際間の共同研究なども新元素合成には深く密接に関係している。

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公開日: 2021-02-19  

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