光学設計ソフトZemax OpticStudioと、それを稼働させるパソコンを購入し、ガンマ線イメージング検出器用の反射鏡結像系の設計を行った。また、ガンマ線検出器として、CsIシンチレータを購入した。CsIは、計画当初の1体のものから変更し、1cm立方のもの4個を購入した。Zemax OpticStudioの購入費用が見積もり時より増えたための調整である。そのため、粒子シミュレーションも一部やり直して、全体として、現在手元にあるシンチレータと光検出器の組み合わせによるガンマ線カメラの設計が完成した。 4つのCsIの配置を工夫することで、コンプトン散乱を起こす部分、その後の2次ガンマ線を全吸収して全エネルギーを測定する部分を、別のシンチレータに行わせることにより、より鮮明な画像と、その再構成を目指すデザインとなった。
|