Ni基合金とC/C材の高品位異材接合を応力緩和層としてレーザ式粉体床溶融法(PBF-LB)により造形した多孔質体を挿入してNi基ろう材を用いて異材ろう付継手を得た。その研究過程でPBF-LBで可能な造形精度の確認のために溶融凝固現象を加味したPBF-LB過程を模擬する数値計算法を開発し,最小厚さをスポット径の2倍程度と見積もった。Ni基ろう材のCTE値を100-1100℃の範囲で測定しろう付継手強度予測の基礎データを得た。また,PBF-LB過程中の粉体床温度変化すが造形条件の修正を必要とするほど大きいことを明らかにした。
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