6脚ロボットの冗長となる入力の最適化手法について,胴体6自由度を制御する,姿勢制御手法と歩行方向制御について検討を行った。歩行は5脚支持歩行とし,姿勢制御(胴体高さ,ピッチ角,ロール角),歩行方向制御(胴体重心位置x-y,ヨー角)を行う場合,2脚は冗長となる。LQI制御系を構築し,得られたフィードバック(FB)入力を最適化手法を用いて最適化を行う方法について検討した。脚リンクの一部アクチュエータが損傷した場合の胴体6自由度制御手法の有効性について姿勢制御,歩行方向制御についてそれぞれ検討した。検討した手法の有効性は3Dシミュレーションにより確認した。
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