• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2019 年度 実績報告書

環境の機械的動特性を積極的に利用したロボットの動的に巧みな運動制御

研究課題

研究課題/領域番号 17K06261
研究機関名城大学

研究代表者

中西 淳  名城大学, 理工学部, 准教授 (70324457)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードロボット / 運動制御 / 機械的動特性
研究実績の概要

本研究では、タスクの力学的特徴に着目し、環境の機械的動特性およびロボットの固有ダイナミクスを積極的に利用することにより、動的で巧みな運動を実現する効率的な制御系の設計手法の確立を目的とする。具体的には、弾性を有する枝との相互作用を考慮した枝渡り運動に対する制御手法の開発を目指す。このような劣駆動系において、素早くかつ巧みな運動を実現する制御系の設計は困難な課題である。最終年度は、弾性枝を考慮した動的環境下における枝渡りを実現するために、目標ダイナミクス法を拡張する手法を提案し、その有効性の検証を行った。また、未知環境下における動的な運動の実現を目指し、深層強化学習による振幅制御手法の検討を行った。さらに、ロボットハードウェアの設計・製作ならびにばねを組み込んだ弾性枝を有する環境の機構設計およびその構築を行った。研究期間全体を通じて、環境との相互作用を有するロボットの動的に巧みな運動制御に関する知見が得られた。今後は、環境パラメータのオンライン学習および環境変化に適応可能な運動学習手法の確立およびその体系化を目指したいと考えている。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 2リンクブラキエーションロボットのラピッドプロトタイピング2020

    • 著者名/発表者名
      三原立聖,中西淳
    • 学会等名
      日本機械学会東海学生会学生卒業研究発表講演会
  • [学会発表] 弾性枝を考慮した目標ダイナミクス法による2リンクブラキエーションロボットの制御手法の検討2020

    • 著者名/発表者名
      若林耕平,中西淳
    • 学会等名
      日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス講演会

URL: 

公開日: 2021-01-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi