本研究では、イオン導電性高分子・貴金属接合体(Ionic polymer-metal composite: IPMC) と呼ばれる機能性材料のセンサとアクチュエータの両機能に着目し、センサ・回路統合型アクチュエータ素子の構築方法を確立するとともに、小型流体制御デバイス等への応用を検証した。 本年度は、可変焦点レンズの駆動装置への応用を検討し、柔軟レンズに変形を与えるためのアクチュエータ素子を、レーザー加工による素子の成形と表面電極のパターニングにより製作し、応答性能を評価した。さらに、複数の素子を統合して駆動する集積化素子の制御方法として、確率的ON/OFF制御(セルラーアクチュエータ制御)を拡張し、制御性能の向上を確認した。
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