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2019 年度 研究成果報告書

電磁力の作用する粉粒体のダイナミクスとその工学問題への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 17K06276
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 知能機械学・機械システム
研究機関早稲田大学

研究代表者

川本 広行  早稲田大学, 理工学術院, 教授 (50318763)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード粉体工学 / 静電力応用 / 個別要素法 / 電子写真 / 宇宙探査 / メガソーラー
研究成果の概要

電磁力によって粉粒体の運動を精密に制御し,工学的な価値を得るシステムには,レーザープリンターをはじめとして様々なものがある.しかしながら粉粒体には,流体力学のような厳密な理論体系はなく,工学の現場では,経験に大きく依存する開発が行われている.本研究はこのような現状を打破し,工学的に利用可能な理論とシミュレーション技法,および計測法を構築し,さらにこれらを工学問題へ適用して,産業の発展に寄与することを目的とした.具体的には、粒子の帯電と付着力の解明,シミュレーション手法の開発,計測技術の開発であり,これをレーザープリンターや宇宙開発,およびメガソーラーの静電クリーニングに応用する研究を行った.

自由記述の分野

機械工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

粉粒体の物理は,クーロン,ファラデー,レイノルズといった巨匠の研究に始まり,近年ではノーベル賞受賞者のPierre-Gilles de Gennesなども取り組んだ興味ある分野であるが,その大部分は未解明である.本研究によってそのすべてが解決されたわけではないが,粒子の帯電と付着力の関係を明らかにし,実用的なシミュレーション手法を開発した.またこの成果を,レーザープリンターや宇宙探査,およびメガソーラーの静電クリーニングに応用した.

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公開日: 2021-02-19  

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