研究実績の概要 |
本研究課題では,「polar符号の基本原理であるpolar変換と通信路モデルに関する研究」と題して,polar符号の基本原理であるpolar変換に関して,次の課題(1)から課題(3)の研究を行なっている.課題(1) 多元入力通信路モデルの条件付きRenyiエントロ ピーによる性能評価,課題(2) polar変換における通信路モデルの近似アルゴリズムの一般化,課題(3) 一般化消失通信路に対する多段分極に関する研究. 本年度は, 課題(2)に関して,"Dynamic Programming Approach of Optimal Upgradation Algorithm for an Auxiliary Random Variable of a Bernoulli Random Variable," IEEE ISIT2018, DOI:10.1109/ISIT.2018.8437693 などを発表した. また,課題(3)に関して,"Asymptotic Distribution of Multilevel Channel Polarization for a Certain Class of Erasure Channels," IEEE ISIT2018, DOI:10.1109/ISIT.2018.8437921などを発表した.さらに,"Countably Infinite Multilevel Source Polarization for Non-Stationary Erasure Distributions,"がIEEE ISIT2019に 採択され,今後,発表予定である.
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