研究実績の概要 |
本研究課題では,「polar符号の基本原理であるpolar変換と通信路モデルに関する研究」と題して,polar符号の基本原理であるpolar変換に関して,次の課題 (1)から課題(3)の研究を行なっている.課題(1) 多元入力通信路モデルの条件付きRenyiエントロ ピーによる性能評価,課題(2) polar変換における通信路モデ ルの近似アルゴリズムの一般化,課題(3) 一般化消失通信路に対する多段分極に関する研究. 本年度は, 課題(3)に関して下記の発表を行った. "Countably Infinite Multilevel Source Polarization for Non-Stationary Erasure Distributions," Y. Sakai, K. Iwata, H. Fujisaki, Proceedings of 2019 IEEE International Symposium on Information Theory 2109-2113 2019年07月 DOI:10.1109/ISIT.2019.8849487. また, 課題(3)に関して,IEEE Transaction on Information Theoryに"Modular Arithmetic Erasure Channels and Their Multilevel Channel Polarization"を投稿中である.
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