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2022 年度 研究成果報告書

時間・空間を制御した励起磁場からの微弱磁気信号イメージによる微小欠陥特定

研究課題

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研究課題/領域番号 17K06467
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 計測工学
研究機関滋賀県立大学

研究代表者

作田 健  滋賀県立大学, 工学部, 教授 (70221273)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
キーワード磁場計測 / SQUID
研究成果の概要

今日、工業製品などにおいて、異物を含めた欠陥の検出は非常に重要な課題である。超伝導量子干渉素子(SQUID)による超高感度磁気センサーを使用し、外部から励起磁場を印加して発生する磁気信号を検出することで、欠陥を検出するシステムについて検討した。
励起磁場の生成機構や、検出システムであるSQUID駆動回路の改良、さらに雑音対策について検討し、個々のパートにおける性能向上を図ることができた。

自由記述の分野

計測工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

ますます微細化が進む各種製品において、その傷や異物混入など欠陥検出は非常に重要な課題である。これらに対応する一つの手法として、磁気検出を利用したシステムの性能向上は、欠陥検出技術の幅を広げるものである。
さらに、SQUID FLL回路の簡便なデジタル回路化は、SQUIDの利用範囲を広げることにつながり、より高感度化への試みを容易にするものと考えられる。また、励起信号の時間的・空間的制御技術および雑音低減技術は、欠陥検出に限らず、様々な計測領域で重要な要素技術と考えられる。

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公開日: 2024-01-30  

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