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2021 年度 研究成果報告書

下水処理場に流入するマイクロプラスチック処理の最適化

研究課題

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研究課題/領域番号 17K06628
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 土木環境システム
研究機関大阪市立環境科学研究センター

研究代表者

中尾 賢志  大阪市立環境科学研究センター, その他部局等, 研究員 (00649014)

研究分担者 桝元 慶子  大阪市立環境科学研究センター, その他部局等, 研究員 (20332447)
尾崎 麻子  地方独立行政法人 大阪健康安全基盤研究所, 衛生化学部, 主幹研究員 (80332435)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2022-03-31
キーワードマイクロプラスチック / 下水処理場 / 収支 / 除去率 / 水処理工程 / 汚泥処理工程 / 汚泥濃縮工程 / 汚泥脱水工程
研究成果の概要

本研究は下水処理場におけるマイクロプラスチック(以下,MPs)の動態を明らかにし,河川や海域へ放流される下水処理水中のMPs削減に資するものである。MPsとは5mm未満の微細なプラスチックのことであり,有害な化学物質を吸着することから近年問題となっている。本研究では,20μm(μmはmmの1000分の1)以上のMPsが下水処理場内でどういった動きをし,どうすれば下水処理場においてMPsの除去が最適に行われるかを明らかにした。本研究のように下水汚泥処理工程を含めた下水処理場全体のMPs処理を考察したものは国内外において少数であり,環境中を含めたMPs研究に与えた影響は大きいと言える。

自由記述の分野

環境工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年,環境中のMPsは新たな環境問題として注目されており,環境中における動態やヒトを含む生物へどういった影響を与えるのかが盛んに研究されている。MPsは有害な化学物質を吸着することから特に海洋における魚介類や鳥類,海洋哺乳類といった生物に与える影響が懸念されている。本研究はMPsが下水処理場内でどういった動きをし,どうすれば下水処理場においてMPsの除去が最適に行われるかを明らかにしたという点で国内外における学術的・社会的意義は大きく,環境中へのMPs排出削減技術に資するものである。

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公開日: 2023-01-30  

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