• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2019 年度 研究成果報告書

地域外居住者による”通い型”空間管理とその協働的・交流的活動への展開

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 17K06695
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 都市計画・建築計画
研究機関千葉大学

研究代表者

齋藤 雪彦  千葉大学, 大学院園芸学研究科, 准教授 (80334481)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード関係人口 / 空き家管理 / 他出住民 / 通い住民 / 帰省行動 / ソーシャルインパクト / 中山間地域 / 地方創生
研究成果の概要

地域外に居住する他出住民の帰省行動から、関係人口としての可能性を分析した。
その結果、月1回以上帰省、月1回以上空き家管理する他出住民は全体のそれぞれ約3割に上り、概ね耕作率も約2割前後に上る。また同時に約7割が積極的に余暇を過ごし、約3割は地域社会に積極的に参加する。南牧村では、住民と合わせた世帯数の約3割が他出住民で、耕作者の約1割、集落つきあい構成員の約2割を占め、地域社会持続に一定の役割を果たしていた。

自由記述の分野

農村計画学

研究成果の学術的意義や社会的意義

地方創生等施策で交流人口、関係人口の増加が企図される中で、関係人口の中でも注目されてこなかった他出住民に着目し、彼らの帰省行動の地域社会持続に果たす役割を試行的に定量化した。
その結果、彼らの果たす役割は、山間部の自治体においては小さくなく、彼らの帰省行動を支援、促進していくことを、地域社会持続に向けた一つの可能性として提言できた。政策支援のために、次期の科研研究ではより精緻な定量化を行うこととする。

URL: 

公開日: 2021-02-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi