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2020 年度 研究成果報告書

水と緑の固有性を継承する沖縄らしい基地跡地利用の実現に向けた実践的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 17K06714
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 都市計画・建築計画
研究機関琉球大学

研究代表者

小野 尋子  琉球大学, 工学部, 准教授 (20363658)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワード大規模開発 / 流域水循環 / 普天間飛行場
研究成果の概要

水循環基本法でも「地域の固有性が高い」とされているように、地下水は、降雨後の流出・浸透・蒸発散・貯留・湧出のメカニズムにおいて、表面水よりも地域の環境特性の影響を受けやすく、そのため、対象地域の属性について調査をベースにメカニズムを解明し、その実情に合わせたマネジメントが不可欠とされてきた。それについて、各年度ごとに成果を出し、流域水収支のメカニズムと開発、湧水口別湧水量推計と湧水枯渇回避に向けて、浸透方策などを提言した。

自由記述の分野

都市計画

研究成果の学術的意義や社会的意義

駐留米軍用地普天間飛行場や返還地区である西普天間住宅地区は琉球石灰岩台地上にあり、高い透水性を持つ地質特性から崖下での豊かな湧水が湧出している、地下水を基軸とする水収支が対象地域の自然特性となっている。又吉・小野(2019)は西普天間住宅地区が存在する宜野湾 E 流域の年平均降水量と現況土地利用から、年間理論浸透量の推計値、湧水量の実測調査による区間推計値との適合度から、対象地区の土地利用別流出係数の同定を行った。翌大城・小野・栄野川(2020)は、返還され地区内への立ち入りが可能となった事を活かして、地区内の湧水の実測調査を行い、各湧水の流出特性を累積雨量との関係で解析をした。

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公開日: 2022-01-27  

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