次年度使用額が生じた理由 |
北海タイムスの記事のデジタルデータでの購入は,当初は大正7年から昭和20年までを対象としていた。しかし,平成28年秋の本研究の申請時に比べて,平成29年4月の内定時では経費が減額されたために,台湾での調査をはじめその他の研究計画を実施できなくなる可能性が生じた。そのため,経費の支出計画を見直し,大正8年から10年までの北海タイムスの記事は別の費用で購入した。 しかし,結果的には,台湾への資料収集のための出張費用も何とかやりくりができ,また,台湾で開催された国際学会への参加のために,校費で出張した際に同時に調査を行うことができた。したがって,その分,経費がかからなかったため,次年度使用額が生じることになった。 次年度使用額を含めた平成30年度の使用計画(906,708円)は,以下の通りである。 図書・各種資料/史料購入費130,000円。消耗品費(一般文具一式)30,000円。国内旅費(北海道80,000円,沖縄50,000円,成果発表50,000円)。国外旅費(台湾250,000円+170,000円)。謝金(109,660円)。その他(37,048円)。内定時の経費の減額により,調査を諦めていた沖縄での現地調査を実施し,同じく日程の短縮を考えていた台湾での調査期間を平成28年秋の申請時に計画した日程に戻すことを予定している。
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