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2020 年度 研究成果報告書

好熱菌細胞を利用した耐熱化酵素のハイスループット創出

研究課題

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研究課題/領域番号 17K06925
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生物機能・バイオプロセス
研究機関鳥取大学

研究代表者

鈴木 宏和  鳥取大学, 工学研究科, 准教授 (80462696)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワード好熱菌 / ジオバチラス / 耐熱化酵素 / 変異ライブラリ / スクリーニング / 進化工学 / 酵素利用
研究成果の概要

生物は,生命活動に必要な多様な酵素を生産する。酵素は,反応特異性と立体選択性をもつ優れた触媒として,様々な産業分野において利用することができる。しかし,酵素は概して壊れやすく不安定で,実用化しにくい。そこで本研究では,常温高活性の不安定酵素から常温高活性の耐熱化(安定化)変異酵素を,簡単に創るための基盤技術を研究した。その成果として,変異酵素群の効果的な発生法や,耐熱化変異酵素の簡便な探索法を開発した。

自由記述の分野

酵素工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究成果は,耐熱化酵素群の大規模かつ高速な創出(ハイスループット化)を可能にする。将来的には,耐熱化酵素の創出を半自動化させることも可能かもしれない。耐熱化酵素のハイスループット創出は,有用酵素の耐熱化(安定化)ひいては産業界における実用化を飛躍的に促進させる。従来不可能であった有用酵素の実用化は,新たな有用物質(医薬品や化成品)の生産や新産業創成など様々な波及効果をもたらす。よって本成果は,地域活性化を含む幅広い社会貢献につながるものである。

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公開日: 2023-01-30   更新日: 2024-01-30  

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