研究成果の概要 |
AMPA型グルタミン酸受容体(AMPA受容体)の副サブユニットであるTransmembrane AMPA receptor Regulatory Protein (TARP)には9つのリン酸化されうるセリン残基が存在し、これらのリン酸化パターンによってAP-1,AP-2, AP-3, SNX-17といった細胞内輸送にかかわるタンパク質との相互作用が制御されていることが明らかになった。 さらにAMPA受容体のエンドサイトーシスを光により制御する技術の開発にも成功し、小脳における代表的なシナプス可塑性である長期抑圧と運動学習との因果関係を明らかにした。
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