研究課題/領域番号 |
17K07165
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腫瘍生物学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
オセゲラヤネス ファビアン 京都大学, iPS細胞研究所, 特命助教 (80751304)
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研究分担者 |
ウォルツェン クヌート 京都大学, iPS細胞研究所, 准教授 (50589489)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | Human iPSCs / CRISPR/Cas9 / Squamous Cell Carcinoma / Skin differentiation / Xeroderma pigmentosum |
研究成果の概要 |
皮膚がんは、組織の幹細胞に突然変異が蓄積されることで発症するが、その進行の理解は未だ不十分であり、治療法の検討を難しいものにしている。そこで本研究では、紫外線誘発突然変異の新規ターゲットを同定するために、iPS細胞と遺伝子編集技術を利用した。XP患者由来のiPS細胞を入手し、XPA変異を修復して同等の遺伝的背景を持つ対照細胞を作製した。次いで、前述の細胞をCRISPR/Cas9を用いて腫瘍抑制遺伝子を削除できるように遺伝子操作した。この細胞より分化した皮膚ケラチノサイトに紫外線による突然変異誘発を行うことで、がん化が誘導され、がんの原因となる突然変異をNGSにより同定できる可能性がある。
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自由記述の分野 |
Skin differentiation, gene editing
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
The aim of this work is to generate a model of skin cancer in vitro. The model permits to emulate the acquisition of cancer driver mutations and may allow design custom-made individual patient therapies, compound screening and drug development thus reducing the use of animals for experimentation.
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